バイク好きには釣り好きも多い。
そんな貴方のために発足したMSC。
鶴見界隈でSEABASSを釣らせたら右に出るものは居ない達人カズ・イケダ氏を特別顧問に迎え、
達人と並ぶ90cm級のシーバスを目指す釣りキチ達の軌跡を追う。

■(キャッチフレーズ)メンバー
(オレは鶴見の主だ!)イケダ顧問
(狙った獲物は逃がさねぇ〜)名人イグ
(ルアーの数なら負けねぇ〜ゼ)ミヤジマ
(開始の合図はオレが出す)イシダ君
(食えん魚は釣らんけんのー)SKYWAVEハラ
(釣りは面倒だから、釣れたらもらいに行くよ!)アポロン様
(爆釣を呼ぶ男)mazyora

■2008年間ランキング2008/1011122009/01

■MSC1月ランキング(確定版)

1

イグ名人

77cm(自己新・今期最高)

2009年1月 潮汐表

2

mazyora

70cm(自己新)

3 いしだ君 55cm(自己新)
みやじま

55cm

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-

2008/1/28 釣福丸

前方に見えているのが、シーバスの一級ポイントである第二海堡である。

極寒・強風の中、MSC1月大会最終決戦を迎えた。
7時に出船、最初のポイントで早速mazyoraが60cmオーバーのシーバスをゲットして、最終決戦開始の合図がスタートした。



そこからは、強風と白波にそれほど大きくない船は揺れまくり厳しい状況となった。
船は荒波の中、第二海堡へ向かった。
第二海堡とは明治から大正にかけてつくられた東京湾の三つの海堡(第一〜第三)のひとつで、東京湾の軍事拠点として大正3年に完成した島だ。
崩れたレンガの建造物、時折上がる大きな黒煙などなかなか不気味な島だがシーバスポイントとしては一級ポイントである。
いしだ君・ミヤジマ氏。mazyoraがほぼ同時にヒットしたりと、魚影の濃さはやはり一流だ。


しかし、期待していた”入れ食い”にはならなかった。
いつも釣っている横浜・川崎湾のシーバスよりは綺麗な魚体が印象的だった。
その後、潮が止まった為に一旦イカ釣りに変更した。
エギでアオリイカやモンゴウイカを狙ういわゆる「エギング」に全員で初挑戦。
4寸のエギを底に沈め、シャクリながらそのエギに食いついてくるイカを釣り上げるという方法だがこの日は前評判とは異なり渋かった。
その中でもいしだ君はモンゴウイカそしてヤリイカをゲット。
再び第二海堡にもどり、シーバス狙い。


このポイントで出遅れていたイグ名人も連続ヒット、餌師ハラ氏も船長から借りたバイブレーションで60cmの大物をゲット。
この時点で坊主はイケダ顧問ただ一人。
珍しいこともあるものだ。
何とかイケダ氏に獲物を釣らせるべく船長は最後の手段に出た。
それはアジのビシ釣りだ。
魚のミンチを籠に入れ、その先の針に青イソメをつけてアジを釣るというものだ。
本来はPM3:00という予定のチャーター船だったのだが、イケダ氏に釣らせるために船長は大幅に時間を延長して、釣らせてくれたのだ。
このアタリから小雨がぱらつき始め竿納めとなった。
最終決戦で1位名人イグ(77cm)、2位mazyora(70cm)に変化は無かったが、3位には同じ55cmのいしだ君とミヤジマ氏が並んだが、当大会の年齢ハンディのルールにより、いしだ君が3位(入賞)ミヤジマ氏は4位(圏外)となり明暗を分けた。


本来はイカやらサバやら大漁でK'sクラフトで表彰式および近所の人々に獲物の配布など予定されていたが、釣果が悪かったために急遽伊勢崎町の居酒屋に会場を変更して表彰式を行った。

 

入賞の3名のウィナーズテーブル

オーダーされた料理はテーブルに並ぶ。

入賞外の2名のルーザーズテーブルには料理は無い。
隣のウィナーズテーブルに都度取りに行かなくてはいけない面倒さだ。
これが入賞者と入賞外者の違いなのである。

 

これで一月大会は終わったが、イケダ氏は燃えていた。
船に乗って坊主っていうのは近年例が無い。
帰宅後、早速裏の鶴見川へ向かって2月大会に向けてスタートをきったに違いない。



2008/1/25  渡辺釣船店

名人イグの77cm越えを合言葉にmazyora&ミヤジマコンビがジグ船に乗ってきた。
いつものように一番乗りを目指してAM5::30に現地に到着すると既に数台の車が停まっていた。
シーバスジギングのシーズン真っ只中、日曜日、晴天。
これだけ条件が揃えば当たり前って言えば当たり前なのだ。
7:00に出船して、15分ほどで最初のポイントに到着。
2009年に入りシーバスの顔を拝んでいないミヤジマ氏。
久々のシーバスとのファイトを楽しんでいた。
「やっぱりシーバスは面白いですね〜。」
そんなミヤジマ氏が突然声をかけてきた。
竿は大きくしなっている。
「デカイです。」
その竿のしなりを見る限り70cmはおろか、90cm越えるような大物の可能性もある。
すると、船長からのアナウンスが入った。
「ハイ 移動するので竿を上げてください」
「ちょっとデカイのが掛かってるんで待ってよ!」
船中のアングラー達がミヤジマ氏のファイトに注目する。
「あと何メートルよ!」
タモ網を持って待機するmazyoraが聞くと、
「このラインの色から判断するに20mはあります。」
船中のアングラー達が固唾を呑んでそのファイトを見守った。
「根掛かりじゃないの?」
「・・・・・・ プッ
船中は何事もなかたっかのように、各自の作業に戻った。

一方mazyoraの頭には”77cm越え”しかない。
28日の最終決戦前に首位に立って余裕で迎えたい。
そんなやる気満々のmazyoraは最初から66cmという自己ベスト更新サイズから始まった。
「今日は、何か行けそうな気がする〜」
と、木村天津風の乗りで竿に集中していた。
すると、「ギュインッ」
大きく竿がしなった。
「よしっ! これはデカイ!」
強烈な引きで、一向に糸を巻くことが出来ない。
明らかにグググッと重々しいスズキの粘りを竿に感じつつ、ゆっくりと慎重に糸を巻き上げた。
「出ちゃったな〜大物が。 これは逃がせない。」
ミヤジマ氏がタモ網を準備する。
大きな魚体がゆっくりと水面に近づいてきている。
「うぉ〜 デカイぞ! ミヤジマ君、きっちりと網に納めてくれよ」

計測結果:70cm

これで70cmしかないの?
イグ名人の77cmには遠く及ばない。
MSC記録のイケダ顧問の90cmとは20cmも違う。
自己新記録の喜びと、先輩方の記録との差に対する落胆と、複雑な心境で写真を撮った。


終わって見ると20cmクラスから70cmまで合計11匹。
この時期にしては少ない結果だった。
先日イグ名人が記録した32匹(竿頭取得)には遠く及ばずも、楽しい釣りが出来た。

2008/1/23

MSC1月大会は28日の「全員一緒のルアー船」を最終戦となりました。
29日以降の実績は2月大会の記録となります。 by MSC競技委員会長

2008/01/12  渡辺釣船店

AM5:00 名人をピックアップして釣船屋へ向かった。
この日も運良く、船尾の部分を二人で占領できた。
AM7:00の出港に向けて準備をしていると電話が鳴った。
ミヤジマ氏である。
「現在ふれーゆで戦っています。 寒いだけで全然釣れませ〜ん」
「海上も寒そうですね〜」
そんなことは無い。
完全防寒ウエア&背中・つま先にはホッカイロで完璧な装備で武装しているのだ。

出港後、15分で最初のポイントに到着。
最初の落とし込みでいきなりヒット!
「イグさん もう来てますよ!」
余裕のヒット宣言を名人に浴びせて、いきなり小型のシーバスを釣り上げた。
「今日は爆釣の予感がしますよ!」
竿の捌きにも余裕のmazyora。
慎重に初めての釣り船、初めてのジギングを試みる名人イグ。
間もなく、名人にもアタリがあった。
しかし、硬めの竿のせいか、バラシが多かったようだ。
「これは勝負あったな!」
余裕のmazyoraは今度はメバルを連発で釣り上げる。
「今日の晩飯をメバルだな! あはっはっ・・・」
乗りに乗っていた。

間もなく、バラシが続いた名人の竿が大きくしなった。
「大きいようです。 網をお願いできますか?」
「本当? スレじゃないの?」
渋々と網を用意して水面に現れる魚体を待った。
すると結構な大物が姿を見せた。
「げげっ! でかい!」
慎重にすくい上げて計測。
71cm
名人は1月大会のトップとなる大物をゲットした。
しかも自己ベスト更新となる。

このあと、mazyoraは50cmをゲットするものの、71cmの名人の前では霞んで見える。
撮影する気もなれなかった。

間もなく、名人が大物を再度ゲット。
今度は77cm。
この時期のジグ船ではこのような大物は珍しい。
完全に名人は乗ってきていた。
これはたまたまではなく、釣るべくして釣り上げているところが名人の凄いところだ。

シーバスが吐き出した魚(↓)は14cmの小魚だった。
シーバスのHOW TO本に良く登場する文句で「Match the bite」というのがある。
これはターゲットが捕食している餌に似た形・色のルアーで獲物を狙うというものだ。
しかし、それに該当するルアーの持ち合わせは無い。

AM9:00を過ぎると、アタリがポツポツになってきた。
時々釣れてる人がいる分、昨日よりは良い日と言える。
風も無く、気温も高い。
絶好の釣り日和である。

釣れなくなると、遠出をして「風の塔」や、

「海ほたる」付近まで足を伸ばす。

でも、そういう場合はあまりぱっとしない。
案の定、後半はパッタリと魚達は沈黙したようだ。
やや、風も強くなり、白波も立ち始めた頃に竿納めとなった。

2008/01/11   渡辺釣船店

今年の最初の釣りは必ず釣りたかった。
そのために、ジグ船を選んだ。
ルアー好きなイケダ顧問やミヤジマ氏は、ジグを落として釣るいわゆる「ジギング」とい釣法を好きでは無いようだ。
やはりルアーをキャストしてシーバスを狙う「キャスティング」を好んでいる。
そのために、誘うのをためらいひとりでジグ船へ乗ることにした。
前日の船宿の釣果では、
<午前シーバス船>
30〜72cm 7〜23匹 
<午後シーバス船>
30〜70cm 3〜17匹 
結構きている。
これは期待できる。
相変わらず大した睡眠時間も取れずに早朝に釣り宿に向かった。
一応イケダ顧問にはメールで出港の報告だけはしておいた。
運良く船の船尾の場所を確保し出船を待つ。
隣の常連さんに「シーバス ジギング」に付いて色々と教えてもらう。
AM7:00いよいよ出船だ。
15分ほどで最初のポイントに到着。
船長が開始のアナウンスする。
「Ready Go!」
この日の為に調達したルアーがいきなりヒット!
早朝から短い時間だけど、入れ食いチックな盛り上がりを見せた。
46cmを含む7匹をゲット。
その中には31cmの尺メバルも含まれていた。
このままいけば、午前船(AM7:00出港・AM11:30帰港)だけでも結構釣れそうだ。
情報では、上手い人はこの午前船だけでも50匹を釣る人も居るそうだ。
中盤戦以降、魚の食いがぱったり止まった。
結局早朝の短いプチ爆釣だけでこの日は終わった。
この時点で、MSC1月大会で46cmという単独首位に立ち、大メバルというお土産も入手出来て満足な「初釣り」だった。

この日の夜の食卓に大メバルが煮付けとなって登場し、家族達は無理やり釣り話を聞かされることになった。

1月大会首位に立ったものの、46cmという平凡なサイズでは安心できない。
駄目押しの意味でも60cm級は上げておきたい。
また、前日の釣りにおいて、「ジギング」の奥の深さを常連さんに教わった。
それは「落とし込みの妙味」である。
シーバスジギングの場合は、メタルジグを落として底まで落として巻いてくるのが基本的な動作なのだが、
落として居る時と巻き上げている時のシーバスのヒット率は8:2と船長や常連さんは言っていた。
ルアーマンにとって、ルアーを巻き上げる時のスピードやロッドアクションで魚を誘うのが基本なのだが、
ルアーが沈んでいく時に魚がアタックしてきた場合はどのようにそれをキャッチするのか?
これが出来なければ数は釣れない。

※このとき、年末にイケダ顧問やミヤジマ氏と行ったときの我々の釣法が大きくずれていたことに気付く
我々はボーッとジグが底に着くまで待って、一生懸命にジグにアクションを付けたりして巻き上げていた。
巻上げ時よりも、落とし込み時の重要性を知らなかった。

当然のことながら、スピニングリールよりもベイトリールの方が適している。
スピニングリールしか持っていない自分はそれでどうシーバスと戦うか?
スピニングでもコマ目に注意していれば、戦えないことは無い。

そんなことを考えていたら、また無性に行きたくなった。
イケダ氏は仕事、ミヤジマ氏はジギング嫌い、未経験はイグチ名人だけだ。
このジギングの奥の深さを説明したら、イグチ名人は乗ってきた。
「これからジグを揃えに釣具屋に行ってきます。」
このひとは根っからの釣り好きだ。
イグチ名人の参戦で、mazyoraの46cmというチッポケなサイズの首位の座も一日で終わる可能性も出てきたとイケダ氏は言っていた。
イグチ名人はジギングも去ることながら、釣り船に乗ること自体が初めてらしい。
どう考えても、mazyoraに分がある。

2008/01/05

 その男は磯に向かった。
年末に目前で逃した90cmオーバーのシーバスに会いに行く為、、、、。