2007CLUBMANロードレース5
2007年11月23日 筑波サーキット
参加台数:MCFAJ=194台・MAX10=104台・L.O.C= 39台(総出走台数=337台)
主催:MCFAJ・MAX10グループ
■タイムスケジュール(2007/11/19変更)
■エントリーリスト
■写真(Futami)
■写真(腰痛番長)
■写真(くれ〜じ。)
■写真(こーびー)
CSSC-OPENクラス 腰痛番長/BUELL XB12R(TEAM-PLAIN)
タカギ選手/BUELL S1 Lightning(一国Racing)

MAX7(空冷)クラス ナベちゃん/BUELL XB12R(一国Racing)
mazyora/BUELL XB12SR(一国Racing)
SuperMAXクラス イケさん/DUCATI M1000(D;REX)
□CSSC-OPEN
S1タカギ号の一日はブレーキの修理から始まった。
いつもながらあわただしいレース当日の修理。
これが、言わばタカギ号のお約束となっている。しかしながらポールポジションを獲得してしまうところがさすがなのである。
思うようにタイムアタックできなかった2番手の腰痛番長も、打倒・タカギに闘志を燃やし、一発かまそうとwadaさんは3番手に控えている。
この3人とも、ベストタイムは6秒台のCSSC-OPEN界では重鎮の域に達している面々で経歴も浅くは無い。
wadaさんは2輪レースこそ経歴は他のメンバーより浅いが、4輪の世界では数々の実績を持っている、言わばレースというくくりでは大ベテランということになる。
それら3人がフロントに並んでいるのだから見ている方も面白い。
こんな光景は、昨年3月の富士でイワキ選手・田辺選手・くれ〜じ。そしてmazyoraとフロント独占した大会以来の盛り上がりである。
そしてスタート。
私をはじめ、この1ヘヤ付近の観客は、スタートの合図である爆音を聞きながら、誰が最初に1コーナーに現れるのか?
それだけに集中して、遠くの1コーナーの出口に視線を集めた。
「タカギだ!」
誰かが叫んだ!
次は赤いマシンだ。
「wada選手が2番手だ!」
さすがに19kgの減量は伊達ではない。その結果の表れだろう。
続いて来たのは誰だったか判らなかったが、蛍光オレンジの鮮やかなツナギの名門TEAM-PLAINは大きく出遅れていた。
スタートには絶対の自身があったはずの腰痛番長だったが何故に、、、、、。
とにかく、元全日本の水谷勝?平忠彦?どちらかは判らないが、タカギ選手の1ヘヤに向かうS字でのフォームは格好が良い。
単独で悠々と、余裕すら感じさせながら、1ヘヤ→CXとこなしていく。
追い上げる腰痛番長は必死だ。
それは1ヘヤのラインを見ていると判る。
クリップを外し、やや膨らんでしまっていることを隣のマッツーが鋭く指摘する。
腰痛番長が2位に上がった。
これで、一騎打ちの様相を呈してきたが、6秒台で逃げるタカギ選手との差は縮まらない。
しかし、離されないのが腰痛番長の意地なのか?
このレースは8周で争われるレースで、出走台数の関係からMAX10やMAX15と混走になっている。
MAX15クラスに至っては予選タイムの最後尾は1分29秒で、1分6秒台のタカギ選手達とは大きなタイム差がある。
周回遅れが早めに現われることはライダー達も想定していたとは思うが、これほどのタイム差での周回遅れは初めての経験であろう。
初心者の方々の挙動は予想が難しい。
レース中盤から周回遅れが出始めた。
それも団子状態で現れる周回遅れを処理するのは、さすがに両名とも上手い。
このあたりのテクニックというか、キャリアというか、私が敵わない大きな理由だ。
しかし、7周目で予想外の展開となった。
距離を測ってるかのように、その差を保ったタカギ選手だったが、転倒車による黄旗で状況は一変した。
1分20秒クラスのライダーが黄旗を見てさらにペースを下げ、それをルール上追い抜けないタカギ選手には大ブレーキとなった。
当然のことながら、これを機に腰痛番長はタカギ氏の背後に追い付く。
「タカギ〜 追い付いたぞ〜」
腰痛番長は叫んだ(はず!?)
そして最終LAP。
この1周ですべてが決まる。
まずは1コーナーをタカギ氏が立ち上がり、すぐに背後から腰痛番長。
ここからは一国Racing VS TEAM-PLAINのガチンコバトルだ。
そして、1ヘヤ。
あたりには周回遅れのライダーが大勢居る。
網の目を縫うように、スピードを殺さずにそれらをパスしなければ背後の腰痛番長に刺される。
タカギ選手は周回遅れのライダーのINに強引にマシンを入れるのを見て、腰痛番長はアウトからかぶせてくる。
MAX10(15?)のライダーは両側からそれらに追い抜かれることになる。
1ヘヤの途中でである。
「レースごっご」と主催者は謳い、強引な危険を伴う走行はご法度のMAX10グループだが、CSSC-OPENはそうではない。
死ぬ気で優勝を狙いに行っている二人なのだ。
そういった意味で、この混走は無理があるのである。
二人は1ヘヤを立ち上がり、CXに向かう。
また1台そこには居る。
アウトから大きくかぶせて、周回遅れの前で立ち上がっていくタカギ氏。
前を塞がれることとなった腰痛番長だが、何とかタカギ氏に食いついて2ヘヤ方面へ消えていく。
1ヘヤ付近の観客は固唾を飲んでバックストレートを見ていた。
「タカギだ!」
また誰かが叫んだ。
腰痛番長との差は広がっている。
この段階で勝負があった。
レースにはタラレバは無いが、CXに周回遅れが無く、2台が一緒に2ヘヤに進入できていれば、恐ろしい最終コーナーになっていただろう。
とにかく、一国Racingのタカギ選手が見事に腰痛番長を制して初優勝となった。
□MAX7
空冷22台、水冷10台とフルグリッドでの戦いとなったMAX7は予選12番手(3列目IN側)のmazyoraがロケットスタート(?)を決めた。
右前(予選8位)のMPヤジマの横山選手(900SS)が竿立ちになっているのを見ながらその横を進むと、やはり一瞬出遅れた予選7番のTeam3/4no山本選手(748R)がやや右に寄ってきたためにひやりとしながらも、いい感じで1コーナーのIN目指して突進できた。
「結構いいんじゃない?」
少なくても、予選順位以上の位置で1コーナーを立ち上がることが出来た。
新品タイヤとJackさんから借りた発電機やタイヤウォーマーのおかげでチンチンに温まったタイヤには何の不安も無かった。
前の水冷車を抜くにはコーナーしかない。
それも最終コーナーと1コーナー。
パッシングポイントはこの2箇所と決めていた。
同じMAX7クラスでタイムが似通っているので、DUCATIとBUELLでは直線のスピード差は歴然としているので、コーナーリングにはBUELLの方が有利(のはず)である。でないと、同じタイムにはならない。
やや遅めのライダーが最終コーナーへ進入する。
そのやや外から次のライダー。
さらにそのやや外からmazyoraが最終コーナーへ進入する。
大内のライダーのラインが膨らむことで、その外のライダーとそのさらに外に位置しているmazyoraもラインが膨らませてしまう。
最終コーナーの外の白線が見えた。
「うぉ〜 はみ出る〜」
しかし、場数を踏んでいるmazyoraは視線を最終コーナー出口へ向けてギリギリのところでマシンの向きを変えることが出来たが、この間にDUCATI F1の喜多田選手とXB12ssの石川選手に抜かれる。
「やばい! 空冷に2台も抜かれた〜」
しかも、目の前はXBである。
「同じXBなら負けれねぇ〜」
8秒台のバトルだったが、mazyoraには余裕があった。
「こんなペースで8秒台なら、今日は自己ベストとなる夢の6秒台も見えたな! うっふっふ!」
前の2台を抜けば、十分に引き離す自身はこの日のmazyoraにはあった。乗れていた。
しかし、現実はそうは甘くない。
F1の喜多田選手を抜けそうで抜けないXB12Ssの石川選手。それら2台をまとめて抜きたいmazyora。
最終コーナーでのクロスライン、1コーナーでのカットイン、といろいろ試してみたものの、未完成の為に成果には至らなかった。(コーナー突っ込みでの根性が足りない→練習不足)
最終LAPに1分7秒941という本番BESTLAPは出たものの、まだまだ表彰台には遠い。
以前MAX10に初めて出たときと同じような経験だった。
あの頃より3秒もタイムは縮んでいるのに、結局はそのクラスでは同じようなことになる。
上に行けば、またその上、最終的には56秒台に入れなければ筑波サーキットを制することは出来ないのである。
「こんなレースじゃ今年は終われないぜ〜」
片づけが終了し、リザルトを藤次郎に取りに行ってもらったら、意外と賞典外が多くMAX7の空冷クラスでは6位であることが判明した。
想定外の入賞に
「これで今年は良しとしよう!」
自分自身にひとつの区切りを付けた。
お疲れ様でした。
※オマケ:今回より固定ゼッケンとなる「159」は「イチコク」という意味があることに気付いた人はwadaさんだけだった。
■CSSC-OPEN決勝レース
■Rider’s Talk
SPECIAL THANKS;
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